【書評】超一流になるのは才能か努力か?
超一流になるのは才能か努力か?
※Amazon商品紹介より
チェス、バイオリン、テニス、数学……。
世界中のトッププレーヤーたちを、30年以上にわたって科学的に研究。
そして導き出された「超一流」への鉄則とは?
鉄則(1)自分の能力を少しだけ超える負荷をかけつづける
鉄則(2)「これで十分」の範囲にとどまっていると、一度身につけたスキルは落ちていく
鉄則(3)ループではなく、一人で没頭する時間を確保する
鉄則(4)自分の弱点を特定し、それを克服するための課題を徹底的に繰り返す
鉄則(5)練習を「楽しい」と感じていては、トッププレーヤーにはなれない
鉄則(6)これ以上集中できないと思った時点で練習や勉強はうちきる
鉄則(7)上達が頭打ちになったときは、取り組むメニューを少しだけ変えてみる
鉄則(8)即座にフィードバックを得ることで、学習の速度は劇的に上がる
鉄則(9)オンの時間とオフの時間をはっきり分け、一日のスケジュールを組む
鉄則(10)どんな能力も生まれつきの才能ではなく、学習の質と量で決まる
「超一流」と「一流」を分ける差はどこにあるのか。30年以上にわたり、「超一流」たちを心理学・生理学・神経解剖学の目から研究してきたエリクソン教授が、その核心を解き明かす!
海外の大学の学者が書いた本です。
何かに上達するプロセスにおいて、何が大事なのかが書かれています。
この本に限らないですが、洋書は具体例がクドクドと長いことが多いので、「つまり何が言いたいのか」という部分を拾い読みしつつ読書しました。
・練習時間中は、その対象にしっかり集中する。
・何かを上達させるためには、心的イメージ(上達した後の姿)を持つことも大事。
・自分に何が足りていなかったか、見直しをしてそれを修正する作業が必要。
・コンフォートゾーンから抜け出した練習が大事。
・経験20年以上の医師よりも、経験年数が数年の医師の方が最新の知識を覚えていて、技能が高いというハーバード大学の研究結果もある。
当たり前っちゃ、当たり前ですが、プロスポーツの世界でもこれをできていない選手や指導者がものすごく多いとのこと。
言うは易く行うは難し
ですね。
目的とするゴール設定、自分に足りないものをPDCA回していくしかないということですね。