STのブログ

東京港区で行政書士・法人1社の取締役をしています。

行政書士で月商100万円はすごいのか?

私は行政書士で独立して2年目ですが、月商100万円以上は何回も経験しています。

※ちなみに最高月商は300万円です。 

 

同業である行政書士の方とお話をする機会も当然よくあるわけですが、月商100万円という話をすると、「すごい!」みたいな反応をされることがよくあります。

 

わたしはいつもそういうときに思うのですが、自営業で独立していて月商100万円は何もすごいことではないと思います。

逆に安定収入がないというリスクを負って独立開業しているのなら、月商100万円は継続すべき数字だと思っています。

 

なので、月商100万円ですごいという発言を聞くと、どうして?と思います。

 

しかも士業の世界(小規模のサービス業)の売上規模というのは、ほかの業種と比べたらとても小さいとも思います。

ある程度順調な飲食店なら、1店舗で年商3,000万円というのはごくごくありふれた話なようです。

 

不動産業だと、社員50人で年商50億円とかそういう規模です。

 

 

同じ月商100万円という数字であっても、「継続的な収入である月商100万円」と「一時的な月商100万円」では価値が全然違ってきます。

当然、前者の方が価値は高いですよね。

 

「月商は競っても仕方がない」、「士業は金じゃない」とか言う人もいますが、私は完全に逃げだと思っています。

 

事業主として継続して活動していくには、「利益」を上げないといけないからです。

利益を上げることを悪いことのように考えている意見も理解ができません。

 

利益を上げて事業を継続していかないと、自分が未来に助けることができるお客様に出会うこともできなくなってしまうと思います。

 

月商100万円いったら、まあまあかなくらいに思っていないと、継続して士業としてやっていけないと思います。

 

利益を上げることに無駄な嫌悪感を持っている人は、私は事業主を名乗る資格はないと思っています。

私はそういう人とは関わりたくありません。

 

価値提供しつつも、利益を追求することにもきちんと努力している人とお付き合いしたいです。

 

利益を追求するのが事業者・経営者のあるべき姿と思います。

自分が利益を上げないと、スタッフさんや身の回りの家族の人たちを守っていくこともできません。