差別化は、小さなことの積み重ねでもできる
自分で商売をしていると、競合他社との差別化がとても大事になってきます。
差別化されていないと、
ほかのお店でもいいや
となってしまうからです。
お客さんにとっての、オンリーワンではなくなって、ワンオブゼム(その他大勢の中のひとつ)に成り下がってしまいます。
自分のお店でしか提供できない商品・サービスを提供することができれば、競合他社との差別化になります。
差別化というと、なんだかとても高度な経営戦略な気がしませんか?
少なくとも以前のわたしは、差別化というのはとても頭のいい人が、ひらめいて見つける戦略だと思っていました。
でも、最近わかりましたが、必ずしもそうではないのです。
実際は、簡単なこと・些細なことの積み重ねでも差別化ができます。
というか、積み重ねによる差別化の方が、単発のテクニックによる差別化よりもマネされにくくなるのです。
たとえば、士業という商売で差別化をするなら、、、
・メールのレスを早くすること
・電話応対をハキハキと元気よくすること
こんな単純なことが差別化の要素になるのです。
社会人一年目の人が気を付けるようなポイントじゃん!
って思いませんか?
そうなんです。
その初歩ができていない人が、士業はとても多いのです。
だからこそ、差別化になりやすいです。
もちろん、これだけだと、競合他社も同じことをすれば、すぐに差はなくなりますよね。
また元通りに埋もれてしまいますね。
じゃあ、どうするか。
さらに別の要素で差別化するのです。
小さな差別化×小さな差別化×小さな差別化×小さな差別化・・・・
この繰り返しによって、ライバルが真似ができない差別化が実現できます。
複数の小さな差別化が組み合わさって別の差別化を構成することもあると思います。
このように考えると
「差別化」ってめちゃくちゃ奥が深いな
って思いませんか?
最近、色々な本やメルマガを読んだり、自分自身のこれまでの経験から、このことがよく腹落ちしました。
ひとつひとつの要素は、別にレベルの高いことじゃなくていいんです。
小さなことに注意を向けて改善をできるか、
お客さんにとっての付加価値を提供できるか、
そこの勝負なんだなと気づきました。
大きな差別化でも、因数分解してみた一つ一つの要素は、ささいなことだって気づけたら、行動が変わってくる気がしますよね。
あなたの差別化・独自性はなんでしょうか?