誰のアドバイスを聞くべき?ハロー効果とポジショントークについて
YouTubeやTwitterでの情報発信が最近はとても活発ですよね。
情報の取捨選択って、本当にすごく大事だなと思います。
自分にとって役に立つ情報と、逆に有害になる情報というのがあると思います。
この区別ができないと、変な方向・望んでいない方向へ進んでいってしまったり、結果が出ずに停滞してしまうなと思います。
とはいっても私も、聞くべきでないアドバイスを聞いてしまっていることもあります。
なのでいつも注意をしています。
ハロー効果って知っていますか?
何か1つ優れた特徴を持っている人をみると、全体が優れているように錯覚してしまう心理現象のことをいいます。
例:就職活動において、ルックスのいい美人は人物全体が優れているようにみられる。
このハロー効果のせいで、
著名人である、何かの分野で結果を出している
ということだけで、その人が言っていることがすべて正しいかのように錯覚してしまうことってありがちだと思います。
自分が目指すべき目標の人物像とは、よく考えてみると違う人
の発言やアドバイスをそのまま鵜呑みにしてしまうと、自分が目標へ向かうのに足かせやブレーキになってしまうことがあります。
なので、人のアドバイスを聞くときは、
その人がどんな人物なのか
(これまで何をしてきた人なのか、どんな結果を出している人なのか)
をしっかりと確認してから、アドバイスを聞くかどうか判断すべきと思います。
自分が経験していないのに、もっともらしく知っているようにアドバイスをしてくる人ってたくさんいると思います。
これは本当に有害だなと思います。
なので、人から言われたことは鵜呑みにしないで、受け入れるかどうかを自分で考えることがすごく大事だなと思います。
アドバイスを鵜呑みにするのは、雰囲気でなんとなく判断していて思考停止している状態なので、失敗してもなんで失敗したのかよくわからない感じになってしまうと思います。
自分の境遇ややってきたこと・自分の立場を守るため、肯定するために事実とは異なることを発言している人もいますよね。
そういう情報はバイアス(偏見)が入っているので、その人がその発言をするのはどんな目的からなのかも考えた方がいいです。
たとえば大手食品会社などは自社に都合の悪い情報は、隠そうとします。
自社の都合のよいように研究結果を捏造したりというケースもあります。
そういう情報もそのまま受け止めてしまうと、その情報を発信している人に誘導される結果となってしまいますよね。
また、発言者がいまどのレベル・段階にいる人物なのかもとても大事だなと思います。
・何もチャレンジしていない人
・チャレンジしたての人
・ある程度の結果を出している人
・とても大きな結果を出した人
自分がどの段階にいる人のアドバイスを採用するのかによっても、自分の結果が変わってくると実感しています。
たとえばチャレンジしたての人が、仲がいいという理由だけでチャレンジしていない人のアドバイスを聞くと行動にブレーキがかかったりします。
結果を出していない人と、大きな結果を出している人とでは、180度違うことを言っていたりします。
まとめますと、
情報の取捨選択をうまくするには以下が大事だなと思います。
・その人が何をしてきた人物なのか、現状どんな結果を出している人なのか理解する
・その人はどんな目的を持ってその発言をしているのか考える
(自己満足・自分のやってきたことを肯定するため・自分の利益になるように人を誘導するため)
情報がネットに氾濫している時代だからこそ、自分にとって役に立つ情報だけ採用していけるようにしたいものですね。